そのサイトお客さんを自ら逃がしてはいませんか?

マーケティング
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ブログやウェブサイトは、アクセス数が重要なことはすでにご存知だと思います。アクセス数だけではありませんが、検索結果においてアクセス数は大きな影響を持っています。ただし、Bingは昔のような被リンクを重要としています。日本においては、Googleが90%以上のシェアなんで気にしなくても良いかも知れません。そのBingも力を持ち直しています。

 

アクセス数を考えていく上で予想や予測をしなければなりません。なぜ、訪問者はブログやウェブサイトに訪問したのか? を考える必要があります。ブログでいうと日記ブログなのか、集客ブログなのかで1アクセスを誘導する先が違います。日記ブログは定期的に見てもらえれば良いだけです。

 

集客ブログになると1記事だけで終わりではなく、他のページにも誘導できるようなデザインやページ構成にしなければなりません。もしかするとあなたの商品やサービスを即購入する可能性も確率は低いにせよ、いる可能性はあります。インターネットの世界は数パーセントで競争していますので、ゼロでない可能性があるのであれば、0.01%だったとしても受け皿は必要になります。1%未満でも重要な数字です。

 

1件の訪問者がブログやウェブサイトにやってくることを1セッションと呼びます。1セッションは30分以内に同サイト内のどのページを見ても1セッションとなります。もし、その訪問者が同サイト内の他のページを閲覧した場合には、ページビュー(PV)といいます。

 

1セッションで3ページビューだった場合は、1人の訪問者がサイト内を3ページ見たことを意味します。複数のページをみてもらうことはサイトにとってはとても重要になります。訪問者が1ページしか見ないで離脱することを直帰といい、この直帰率が下がると他のページも見ている証拠にもなります。

 

直帰率が下がれば、複数のページを訪問者が閲覧しています。ブログやウェブサイトは管理者が何かの目的や意図があり新しいページを作り、更新することになります。その時に作ったページだけを見られるだけでは、管理者の目的は達成しません。

 

目的が商品やサービスの販売サイトであれば、最終的には申込みページや問合せページ、資料請求ページに来てもらわなければなりません。ですので、直帰率が高いのは最終目的に達成することはなく、訪問者はサイトから離れてしまっているのが直帰率の数字でわかってしまうのです。

 

直帰率の目標は、50%以下を目標にしましょう。80%を上回るようであれば、何かの問題があると言ってよいでしょう。コンテンツの場合もありますし、サイトデザインの場合もあると思います。いずれにせよ、確実に問題があると思ってください。

 

他には直帰率が高い原因があります。ブログやウェブサイトの目的が申込みである場合に、何気なくやってしまっているのが、TwitterのタイムラインやFacebookのタイムラインをブログやウェブサイトのサイバーに入れてあるのをよく見かけます。

 

折角、苦労して集めたアクセスを自ら他にサービスに流してしまっています。目的サイトをしっかりと意識しながら、サイト運営していくことがもっとも大切になります。

 
上記の図は、ソーシャルメディアからどのようにメインサイトに誘導するのかを考えております。サービス申込やセミナー案内などはすべてのソース元は、メインサイトで行えるようになっています。なので、ブログのリンクやソーシャルメディアのアイコンなどは、一切表示させていないことがお分かりいただけると思います。

武藤正隆 | WEBオプティマイザー
武藤正隆 | SEO・SEM・SNS運用支援

このサイトに着地するとこのサイト内を回遊させることだけを考えています。FacebookやTwitterのタイムラインは一切表示させていません。FacebookやTwitterに飛んでしまったら、その訪問者はもう忘れて戻って来ない場合が非常に多いことはわかっております。

 

Distraction(ディストラクション)


メインサイトに、他社のサービスがあれば管理者にとってはよくありません。サイトには【Distraction(ディストラクション)】はなくしましょう。distractionとは、気が散る、注意力散漫という意味ですが、目的ページまでやっと来てもらったにも関わらず、自らがFacebookやTwitterにアクセスを送ってしまっています。

 

しかし、メインサイト以外のブログサービスでは目一杯、Distraction(ディストラクション)を使用しています。ブログであれば、FacebookやTwitterで投稿やタイムラインを見てもらうことでどんなことに興味や関心があるのかを理解してもらうこともできるでしょう。ブログはブログには、Distraction(ディストラクション)は大いにあってもよいのです。でも、肝心なのはメインサイトへのリンクが一番目立つ所に配置しておかなくてはならないことです。

 

Distraction(ディストラクション)を理解した上で、メディア構築を考えなくてはなりません。入り口はどこから、出口は何? とても大切です。サイトを作る上での設計図です。最終の目的サイトにはDistraction(ディストラクション)があってはいけません。折角きた、訪問者を満足させるためにも気が散るような構造にしないように気をつけてください。

 

できることであれば、最終目的サイトは独自のサイトにすることを目指して欲しいと思います。FacebookやTwitterをうまく使い、自社サイトにアクセスを呼びこむことです。アクセスが集まるのに成約率が悪い場合は、サイトの構成やアピールが不足している可能性が高いのですが、自社サイトであれば改善はいくらでも可能です。

 

コンテンツが重要なポイントになっているのが、最近のサイト運営です。訪問者が満足してもらえるようなサイトを作ってください。ウェブコンテンツはさまざまです。文字・音声・動画その訪問者に合わせて作るのが、主流になっています。文字が嫌いな訪問者もいるでしょう。その時は、音声や動画でコンテンツを説明して上げることが訪問者にとっても優しいサイトとなります。

 

難しそうと思った時点で、それから先には進めません。ネット上に動画の作り方、音声の作り方などは多くある時代ですので、チャレンジしてください。もし、どうしてもわからないという時はご連絡していただいても構いません。木を見て森を見ずと言われるようにしっかりとサイト構成や考え方をまとめてサイト運営をしているとGoogleからの評価も大変高くなります。