ユーザー中心のウェブサイトの作り方

この記事は約18分で読めます。

■インターネットの登場で何が変わったのでしょう。

まず、インターネットの現状についてお話しいたします。十数年でインターネットは驚異的な勢いで私達の生活に密着しています。2000年では、世界のインターネット利用者は3.6億人でしたが、2014年には30億人を超えました。伸び率にすると760%以上となっています。日本では、どうでしょうか。8割がインターネットを利用したことがあり、1人あたり1台以上の携帯電話を所有しており、1ヶ月の平均利用時間は45時間とも言われています。

 

■インターネットはどのように利用されているのか。またビジネスではどのようにインターネットを活用しているのか。

インターネットを利用して買い物をしている人が多くおります。2014年の販売総額は12.8兆円を超えています。ソーシャルメディアやYouTubeなどの動画を視聴している人は日々増えているのが現状です。インターネットで情報を確認したり、場所を探したりしております。インターネットを通じて交流や情報共有もおこなうソーシャルメディアも利用も活発です。利用時間の1/3がソーシャルメディアと言われています。日本だけではなく、世界中でも盛んです。

これだけの人がインターネットにアクセスしているので、あらゆる企業やお店にとって新しいチャンネルになります。新しい顧客を見つけるには、いままでは時間や費用がかかりました。しかし、インターネットに情報を発信することで無料で新規顧客を見つけることが可能になりました。ソーシャルメディアで商品やサービスの紹介をするだけでも物が売れることもあります。パソコンやスマホがあれば、簡単に誰でも発信できる時代になりました。

私達の生活がインターネットの登場と発展で大きく変わりました。家にいるだけで様々な欲しい情報が手に入ります。みんなが美味しいと言っている、ラーメン店やスィーツ店が雑誌などに頼ることなく、検索とするだけで簡単に入手できます。

 

■インターネットを活用する場合は計画がなければいけません。

いままで会社を経営して来て安定的に売上を上げてきた紹介やクチコミが新規顧客だったが、一切インターネットの利用はしていなくて、これからはインターネットの活用を考えることにするという声がじわじわと聞こえてきます。もう、インターネットがなくては、なくてはならない生活のツールとなった上にビジネスにも不可欠となっております。

普通に考えるとサイトやブログを作り、検索をしてもらったときに会社や商品やサービス名で検索されるようなサイト、ブログを作る計画を考えます。会社のサイトを見てもらうことで商品の価格表や提供しているサービスなども知ってもらえることになります。

マップで会社までの順路までも、一々説明することもありません。いままで対応していたことをインターネットで公開する内容を間違えることがなければ、新しい見込み客が増えることになります。

このように考えるはずです。ですが、大きな落とし穴が存在します。どんな言葉で検索されるのかを調べなければならないなど、実は色々と考えなければならないことが多くあります。

ウェブサイトやブログは無料で利用できるサービスが多く提供されています。しかし実際に発信方法を選ぶことなどインターネットの利用における最大の壁は無造作に作りすぎて、結果すべてがうまくいかない場合が非常に多いです。どんな事でも計画や設計がしっかり作られていることは重要となります。

建物でも、ビジネスの計画でも同じです。ただ、その規模をどの程度に設定するのかを計画します。高層ビルを建てるには、土台を高層にも耐えれる土台になるでしょう。しかし強固な土台をつくるための時間も多くかかることになります。一方木造住宅であれば、高層のような土台は無駄になってしまいます。

強固な土台の上に木造住宅を建てても問題はありませんが、その分多くの時間がかかります。現在のビジネスは、時間の流れが早くボヤボヤしていると、すぐに一昔前の話になってしまうことがあります。

計画の規模によって、最適な計画と計画にかける時間を最短にしなければなりません。スピードは肝となっています。

 

■サイトブログの内容、コンテンツの質

コンテンツが良ければ、Googleが評価する。大まかに言ってしまえば間違ってはいないのですが、世の中で言われているコンテンツSEOは大きく間違っていると思っています。

2015年からコンテンツSEOが声高らかに言われていました。でも、本場アメリカではどうだったでしょう。あまり言われていなかったのが現状です。SEOはやっぱり、リンクなのです。これは私は一貫として崩したことはありません。

600文字程度の記事では評価は低いのですが、なぜ短いとダメなのか?

ブログやサイトの更新の目的の一つとして、書いた記事が検索エンジンで上位表示されて多くの訪問者が来て欲しいという理由で更新しているのが目的でもあると思います。ブログなどの日常を綴っている場合は、該当しませんが、ビジネスで記事を書く場合は、訪問者を集めて成約して欲しいというのが最大の目的ではないでしょうか。

まず、Googleはどのように上位表示を決定しているのかということは、正解は誰もわからないのです。SEO対策をしている者は予測や実証から、Googleの決定を推測しているに過ぎません。ただ、検証数や実証から得られるものは大変大きいのです。膨大なデータから推測していくわけです。

Googleは今までに多くの特許の申請をしています。その特許を見ていくと流れがわかることになります。その特許の一つにコンテンツの質という特許があります。

Googleは複数の特許を組み合わせて、アルゴリズムを組んでいるのでどの程度の割合でプログラムして行くかのを決定します。200以上あると言われている特許を組み合わせています。

コンテンツの質の特許を解説するとある膨大なデータが存在して、そのデータと同じ組み合わせであればコンテンツの質は低いと判断します。これを利用することで重複コンテンツも理解しているのだろうと判断できます。

たとえ、文字の配列が違ったとしてもGoogleはしっかりと理解しています。コンテンツの質でいうと違う文字の組み合わせがなければ、質としては高くないということです。参考にすることは決して悪くはありませんが、まるで違う文字を入れて表現することです。あなた自身のフィルターやあなたの思いを記事に入れることで他にはないコンテンツとなりGoogleも質が高いと判断するでしょう。

この点がオリジナルコンテンツであり、質も高いと判断します。文字量が少ないといままでの膨大なデータから照合した場合に同じになってしまう可能性が高くなってしまうのです。

以前、こんな実験をしたことがあります。全く意味不明な文字を組み合わせて記事を公開すると一位に表示されます。Googleのデータにもあるわけがありません。だから、上位表示するわけです。Googleからすると新しい言葉が生まれたと認識します。

https://goo.gl/IfmnPl 適当に選んだ文字です。「はくみしまにになくまてよ」一位にいますよね(笑)。

コンテンツは文字量ではないということがわかっていただけたでしょうか。ある程度の文字量は必要なものの、オリジナル性がなくてはならないということです。たとえ順序を変えたとしても、文字の組み合わせが同じであれば、Googleは同一コンテンツとして判断します。

コンテンツが新しいほど、Googleは上位表示するということでもあります。いままで使われているキーワードであれば、上位表示が難しいといえます。でも、多くの人から支持されているサイトはGoogleは評価します。リンクの量も上位表示には欠かせない条件となります。

■ウェブサイトやブログを結ぶリンク

ブログやサイトにはページランクという指数をGoogleが持っております。このページランクは以前は、公開されていたのですが、現在は見ることはできません。Googleはページランクという指数をまだまだ、重要としています。しかしページランクが高いから、上位表示をするということではありません。

ページランクは200以上のアルゴリズムの一つなのですが、重要度の比率は高いと思っています。とても重要です。

Googleはコンテンツの質についてこのようなことも言っています。ブログやサイトに訪問するユーザーの行動がわかれば、コンテンツ質も判断できるのではと言っています。どういうことかというと、検索なり、リンクなりで訪問して来たユーザー(訪問者)のサイト滞在時間がながければ、そのコンテンツは質が高い、さらに同サイトで他のページまで多く見られるサイトは評価が高いはずだと仮定しています。

Googleのアナリティクスでは、この両方の数字が見て取れることをご存知だと思います。サイト滞在時間、ページビュー(PV)はサイトの品質を知る上では、大変大きな役割をもたらします。滞在時間は長い方が、じっくりコンテンツを見ていると判断できますし、他のページを見ることは興味があると推測できます。したがってサイトの質が高いと判断できます。

サイト滞在時間が短い場合は、ユーザーが求めていた情報と違うということが簡単にわかるのです。

ここで重要なことは、どのような経路でやって来たのかという点は大きな問題になります。もし、検索エンジンからAという検索ワードで訪問した際の滞在時間が短い。Bという検索ワードでは、滞在時間が長いということも考えられる事象になったとします。Aというワードではサイト評価は低いのですが、Bというワードではサイト評価が高いということになります。

キーワードとサイト記事がしっかりとマッチしていなければならないということです。Aというワード来た訪問者は、直感でイメージしたサイトではないと判断した場合は滞在時間も数秒となるでしょう。もしかすると後半部分に行くと有益な情報があるのかも知れませんけど、ユーザーは勝手に判断してます。

なので、記事の書き方の基本は、その答えを先に伝えることをすべきなのです。もしくは、目次などでユーザーが探している情報を最初に明示しておくと滞在時間は上がります。

滞在時間があがれば、Googleは評価の高いサイトとして認識してくれます。TwitterやFacebookが高い評価しているのは、滞在時間がやたら長いので、ライバルといえども評価せざる得ない状況なのです。評価の高いサイトはページランクが高いサイトともいえます。

ページランクが高いサイトからリンクをもらうことが可能であれば、最高です。しかしなかなかリンクなどは張ってくれません。これが現状です。評価の低いサイトからどれだけリンクをもらっても意味はなく、逆にスパムと判定されてしまう場合もあります。以前私も使っていた大手のアメブロは、いまは黒に近いグレーになっております。

リンクをもらうと判定が下がってしまうのです。こればっかりは阻止できません。リンクを張ってくれた人は良かれと思って張ってくれているので、なおさら質が悪いのです(笑)。

リンクもユーザーの行動から判断しているようです。リンクをクリック(タップ)して、訪問した時に滞在時間が長く、ページビューもあれば、良質なリンクとして判断しています。内容がないサイトにリンクをしてはいけないということです。関連しているようなサイトを紹介(リンク)することが重要になります。

Googleの特許を読み取ると、NAVERまとめのようなサイトを評価していることも以上のようなことから説明できます。リンク元のサイトから飛んだサイトの滞在時間もリンクを発しているサイトの評価に与えるという特許なのですが、これがNAVERまとめの評価を格段に上げていると思われます。NAVERまとめは各ブログやサイトの同じテーマで集めた、まとめページなのでもともとユーザーの関心も高いのです。リンク先でも滞在時間は長くなりますし、一記事だけでは終わらないはずなので、まとめページ自体のページビューも上がるという仕組みです。

NAVERまとめのサイト自体の評価が上がるので、上位に表示される、上位表示されるとまたそこにユーザーが集まってくるという具合で良いことづくめです。よく考えられたサイトなんですね。

リンクの評価の仕組みはおわかりいただけたでしょうか。滞在時間が長く、ページビューもあり、他のサイトからのリンクから訪問されている。これが一般的に良いサイトといえます。

 

■ソーシャルエンゲージメント

エンゲージメントとは、約束、従事という意味に訳されますが、WEBの中ではソーシャルメディアでよく使われることが多くなりました。ソーシャルメディアではいいね!の数やシェア数を計算し、指標として使われており、反応やつながりとして使われております。

Facebookでいうと、投稿がどれだけの人に届いて、その投稿にアクションをした数をリーチした人で割るとエンゲージメント率がわかります。個人アカウントではリーチ数がわかりませんので、正確にはわかりませんが、Facebookページであればエンゲージメントという指標で表されています。

ただ、今日はソーシャルメディアのエンゲージメントを説明するのではなく、Googleもエンゲージメントという言葉を使うようになったので、ブログやサイトでの使用されるエンゲージメントについて説明したいと思います。

エンゲージメントが高いサイトはファンが多いことになります。サイト訪問者が安定的に存在する。サイト滞在時間が長い、ページビューが多くある。

この3つの指数が高ければ、ファンが多く良いサイトと言えるでしょう。

サイト訪問者(アクセス数)は、ただアクセス数を稼げは良いというものではありません。どこからやって来たのかが重要になります。どこからやってくるアクセスが良いサイトだと思いますか。

一見すると検索からやってくるアクセスが良いサイトと判断しがちですが、エンゲージメントという指数からは不安定な検索エンジンからのアクセスではなく、より安定するお気に入りや指名検索を重要な指数となります。今後、指名検索や商品名検索が行われるようになると上位表示がしやすくなるでしょう。さらに、メールからのアクセス誘導も重要な指数として考えていかなくてはならないと思われます。

次に、アクセスの質では滞在時間は、長ければ長いほど良いということは、普通に考えてもおわかりだと思います。アクセスがあったとしても、3秒しか滞在しなければ意味がありません。滞在時間を上げる為に文字数を増やす、写真をふんだんに入れる、動画を入れてサイト内で見てもらうなど滞在時間を上げるような仕掛けが必要になります。

ページビューもサイト内で訪問者が回遊してくれるような仕掛けを作っておきましょう。記事ページに関連記事のURLを張っておき誘導するなどしてページビューを稼ぎましょう。

エンゲージメントは約束やつながりなので、サイトを更新する頻度がわかれば、更新するたびに訪問してくれる。メルマガを発行すると開封して完読してくれる。ソーシャルメディアで投稿するといいね!やシェアをしてくれるなどがエンゲージメントが高いといえるでしょう。

決して、更新頻度が高いからGoogleが評価してくれるわけではありません。アクセス数が多くても意味のない立ち寄るだけのブログやサイトでもいけません。リンクが多ければ良いというわけでもありません。そのサイトの規模に見合うようなリンクが供給されているのかなどGoogleは様々角度からアルゴリズムで判断しています。

滞在時間はどんなサイトでも評価のもっとも大きな指標です。Facebookでも、どの投稿に目が止まっていたかを確認しております。興味のない投稿はスルーしますが、興味・関心がある投稿では一瞬止まります。どこのメディアも滞在時間を気にしてサイトづくりをしていることからも、私のような小さな会社でもできる限り滞在時間を上げる工夫が必要なのです。

■モバイルフレンドリー

2017年、Googleは一つの大きな方向を示しました。結構な大きな変化です。Googleは今後、パソコン版は順位の評価をしないと宣言しました。春からは、パソコン版ではなく、スマホ版を検索の順位評価をしていくという大変大きな変化になります。いままで、パソコン版しか持っていなければ検索結果から表示がなくなってしまう場合もあります。

スマホ版がなければならないということになりました。いままでは、パソコン版からスマホ版という流れが逆転してしまったことになります。スマホ版があれば、パソコン版はなくても良いのです。ブログやサイトをスマホ用にしなければならなくなりました。

スマホ版とパソコン版でどのように表示されるとスマホ版となるかです。

こちらでテストをしてみてください。
https://search.google.com/search-console/mobile-friendly
写真

Googleがいう、モバイルフレンドリーになっているのかです。まったく対応していなければ、フレンドリーではなく至急スマホ版が必要になります。

10年経過すると状況も大きく変わりますね。数年でブログをパソコンで更新することもなくなるのではと実感しています。なので、私もなるべくスマホやタブレットで更新をするようにしています。どんどんと進化していくウェブマーケティングですが、最終的には人と人をつなぐのが目的なのでここを忘れてはなりません。

モバイルフレンドリーは、新しい情報などはメルマガを中心して公開していくので、ぜひ登録しておいてくださいね。

■2017年のウェブマーケティング

ウェブサイトの評価を大きく分けると内部と外部で分けて判断することになります。この内部と外部のバランスも大切になります。内部だけが強くても外部が弱いとGoogleからの評価は高くなりません。以前リンクの話をしましたが、リンクと同じように、リンクの数が数千あったとしても評価が低いリンクが多ければGoogleは評価しなくなりました。

リンクと同じように内部と外部も同じようにバランスが大切になります。あなたのウェブサイトをご自身で判断できるように主な項目を上げて説明していきます。

まず、内部から説明していきます。ウェブサイトの内部とは、文字どおり内部から見たサイトの評価になります。訪問者数・滞在時間・ページビュー・直帰率をよく見ておく必要がある数字となります。内部は訪問者がサイト内でどのような行動をとっているのかが分かります。Googleアナリティクスをサイトに設置することで数字が明確になります。

もし、サイトにて問い合わせが重要な成約の一つとしている場合は、何人が申込みボタンを押したのかなどがアナリティクスではっきりとわかります。

訪問者数はアクセス数です。Googleアナリティクスは優秀な解析ツールでありながら、無料で利用できるので必ず設置するように私はおすすめしております。訪問者のアクセス地域やユーザー環境までもわかります。アナリティクスでみる箇所は複数あり、どこを見るのかわかりづらいのですが、まずはユーザーサマリーをみると大まかなサイトの内部が分かります。

滞在時間は、サイトにどれだけ滞在した時間なので長くなればなるほど評価は高くなります。ページビューは、同サイト内で何ページを閲覧したのかが分かります。この数字も数字が多くなると評価が高いとなります。直帰率は、1ページだけ見てサイトを離れてしまったユーザーを指しますので低い方が良いとなります。

それぞれのサイトによって数字は違ってくるので一概にどのくらいが適切かという明確な数字はありません。直帰率以外は数字が高い方が良いとなります。毎日、アナリティクスを見るよりは1週間をめどとして、1週間前とくらべてどうか。新規に投稿した記事はどうなのかを見ていくと変化が分かります。

次に外部はどのように改善を行っていくのかを説明していきます。

外部とは、流入元といってもいいです。どこからウェブサイトにやって来たのかです。ダイレクト・リンク(リファラー)・サーチ・ソーシャルメディア・メールの5つを私は、指標としています。あなたがもっとも流入元として有力だと思われるのは、たぶんサーチ(自然検索)からだと思いますが、もっとも安定してウェブサイトを運営できるのは、ダイレクトと言われる指名検索や商品やサービス名での直接検索なのです。

自然検索は、Googleの変動にともない順位が安定しないのが、悩みのタネでもあるので自然検索より安定した流入元としては、ダイレクトなのです。ダイレクトの中には、お気に入り・ブックマークがなどもあります。ウェブサイトの記事量が多くと一度に見ることができない場合に登録して、直接ウェブサイトにやってくるのもダイレクトになります。

次にリンクです。リンクは推薦票ともなりますので、全く知らない人がおすすめ記事としてリンクしてくれたり、友達や取引先などもリンクをしてくれる場合もあるでしょう。推薦票なので、他の人に役に立つような記事でなければリンクなどはしてくれません。

無料ブログを自分で作って、そのブログからリンクを送ることも有効とされますが、スカスカのブログを数十個作ってそこからリンクを張っても、効果はあまりありません。もし、ブログからリンクを貼る場合には、しっかりしたブログを作ってからリンクを貼ることが良いと思います。※このやり方は、自作自演サイト、衛生サイトとSEO対策でよく使うブラックな方法です(笑)。

サーチは、検索エンジンで検索されてやってくる流入元です。一番されて欲しい行動だとは思いますが、サイトの評価としては3番目となります。自然検索(オーガニックサーチ)は一見サイト運用が成功しているかに思うかも知れませんが、自然検索ばかりはよくありません。継続的に運営して行きたいので、外的要因で順位が下がってしまってアクセスを呼び込むことが突然できなくなるのは、いつも不安がつきまとうと結果になります。

ソーシャルメディアは、SNSからの流入です。TwitterやFacebookからどのくらいがウェブサイトに訪問されているかです。ファンが多いと安定した流入元となります。ソーシャルメディアからの流入は自分自身が行えるもっとも簡単な方法といえます。といっても毎回、サイトの更新情報をFacebookに投稿するのも友達から見たら、またか! となってしまうので考えながら投稿するのが望ましいと考えております。戦術の一つなので、適切に行うことをおすすめします。

最後に、メールです。流入元がメールというのは、基本的にメルマガとなります。メールから流入は大変貴重であるのと同時に、安定する流入元となります。そもそも、メルマガはあなたのことを知っている人、興味がある人が登録します。なので、滞在時間も長いと推測できますし、何かを販売した時の成約率も高いことが予想されます。メールからの流入はとても価値が高いのです。メールからの流入が全体の5%以上あるとサイト運営がうまく行っていることになるでしょう。

ウェブサイトができて、毎日何人くらいからアクセスされているのだろうと、アクセスの流入元はどこだろう。そしてそのアクセスの質ははどうだろうと思うでしょう。Googleアナリティクスは万全ではありませんが、大まかな推移や解析がしっかりできます。外部からの評価、内部の評価を見ながらサイトの品質を向上させていくには、憶測ではいけません。だろう運転は、大体が間違った行為で大きな事故となることから、しっかりと確認と評価を積み重ねていくことでサイトが成長します。

植物と同じように、光を当てて、水分を与えることで順調に育っていくのです。サイトも同じで、サイトの質を上げることでGoogleも高い評価を与えてくれます。

 

是非、上記のことを活用して価値の高い、サイトやブログを作ってください。ここに書かれているのは、最新版といってもGoogleは一貫して変わらず発信してきたことです。大きく変化することはありませんが、モバイル化は今後もっと進化していくことになるはずです。なので、Googleの発信や私のメルマガをご覧いただければと思います。

武藤正隆 メールマガジン