Googleアナリティクスを使ってアクセス解析はなぜ?

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インターネットが登場して、私たちが商品やサービスを選ぶ際の決定方式が変わったことがあげられます。ネット検索をしたり、SNSをみたり、レビューをみたり、専門家が薦めていたりと10年前とはまったく変わっています。一昔は、新聞やテレビが主流でしたが、当然商品の良い点しか言わない訳です。

 

それを見た、消費者が商品やサービスを購入するという流れが一般的でした。自分が欲しかった商品やサービスでないこともしばしばです。しかし、ネットが普及して誰でもブログで発言できることで、その模様が一転しました。消費者はその商品やサービスについて良し悪しを書くことができるようになっております。なので、商品を売りたい側の意見より、購入した人の意見を聞いてから商品やサービスを購入するようになったのです。

 

つまり、かつてないほど豊富な情報をユーザーは瞬時に手に入れることが可能になったのです。余談ではありますが、ヨドバシカメラでは店員がヨドハシ.comのサイトで在庫状況などを確認しています。当然ながら、お客さんもサイトにアクセスが可能ですので、商品名や商品番号があれば即在庫情報がわかります。

 

その上、その商品のレビューも見れることができます。レビューは購入者の生の声として、これから購入をする人にとっては大変ありがたい情報でもあります。インターネットが情報を集める中心にあるということなのです。あなたのサイトやブログが商品やサービスを購入するにあたり大きな要素となっているのです。

 

アクセス解析を使わないともったいない

そんなサイトとブログを的確に判断するものとして、アクセス解析があります。もっとも一般的なのが、GoogleアナリティクスでGoogleアカウントがあれば、誰でも無料で利用することが可能です。アクセス解析と聞くと皆さん尻込みをしてしまうかも知れません。

 

でも、いまあなたにとって必要な部分を見るだけでも十分だと思います。パソコン1つにとってもそうですが、機能をすべて使いこなせているという方はいるでしょうか。書類が作れれば良いと思う人もいるでしょうし、画像編集ができればいいという人もいます。そもそも、あなたにとって必要なことができれば満足なはずです。

 

それと同じように考えて欲しいと思います。Googleアナリティクスでもっとも大切なことは、サイトのどこに問題があるのかという点が明確にわかるということです。いまお使いのアクセス数が正しいのか? あるブログサービスでは、まったくのデタラメだったりしますからね(笑)。

 

顧客および見込み顧客に提供する情報を絶えず改善して、オンライン・オフライン両面で成果を高めることが大切だと考えております。正確に情報をキャッチすると先ほどのヨドハシ.comで、ある商品ページのアクセス数が大幅に伸びていれば、その商品の在庫数を増やすことで在庫切れを防ぎ、機会損失も防げる結果となり売り上げも上がります。

 

アクセス解析をいれる一般的な理由はアクセス数(PV数)を測ることと、どんなキーワードでサイトにやって来たのかが、語られがちです。Googleアナリティクスではもっと深い場所まで調べることが簡単にできます。

 

どんなキーワードでどの検索エンジンから、どのページをどのくらいの時間見ていたのかなどもわかります。訪問者のある程度のサイト内の行動がわかることになります。

 

最終的には、成果も図れることが最大の特徴です。Googleアナリティクスを導入する方の最終目的は、サイトがもたらす成果です。売り上げであったり、登録であったり、サイトの目的によって違いますが、この数字が目に見えることによって、対策も大きく変わってきます。成果や結果をWEB業界では「コンバージョン(成約)」と呼んでおります。

 

その商品やサービスでコンバージョンが違ってきますので、私の場合でお伝えしたいと思います。私の場合は、2段階のコンバージョンを設定しています。1つ目は、メルマガ登録と書籍購入。もう1つは、提供するサービスを購入していただくことです。おぃ、3つになってるじゃん! とツッコミたくなると思いますが、最後まで聞いてください。

 

順に説明していきます。少しだけ専門用語が入ってしまいますけど、なるべくわかりやすいように説明したいと思います。1つ目のメルマガ登録と書籍購入の成果レベルは一緒と考えております。いきなり、提供のサービスを購入はあまりなく、逆に私の方からもう少し検討した方が良いのではという提案をさせていただくことが多いです。メルマガや書籍購入をした上で、提供サービスが売れることが一番スムーズに仕事ができます。両者にとってその方が良いことになると思っています。

 

では、1つ目のメルマガ登録と書籍購入を専門用語でいうと、マイクロコンバージョンといい。最終の目的をマクロコンバージョンといいます。マイクロはマクロに進む前段階ということになります。マイクロが積み重なって、マクロになる感じです。マイクロをミクロと呼んだりします。

 

Googleアナリティクスを入れることは、ビジネスの最終的な目標つまり成果は何か? それをどうやって測定するかを決めることなんですね。メルマガは何件のセッションがあれば、何件登録してくれるのか。登録してくれた後、何人が提供のサービスを決めたのかを図ることになります。

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目標設定を明確にする。

  • 見込み客を集めたいのであれば、見込み顧客の情報を収集が目標です。
  • 情報を提供するようなサイトであれば、リピートの促進が目標です。
  • サポートサイトであれば、ユーザーが困っている情報を提供するのが目標です。
  • ブランディングサイトでは、認知やリピート、顧客維持が目標です。

 

サイトによっては、様々な目標があると思います。この目標を設定してクリアして行くためにもGoogleアナリティクスでアクセスを解析し、改善を続けていく必要があります。

 

何を測定するのか。次に分析して、改善を繰り返し行なっていくことになります。たとえば、100アクセス(100PV)あった場合に、新規ユーザーは何人で何ページを閲覧したのか。リピートは何人で何ページ閲覧したのか。どのくらいサイトに滞在していたのか。どのページで離脱したのか。などを細かく測定できるのが、Googleアナリティクスです。

 

大げさにいうと、一人が100ページ見れば100PVになってしまいます。1セッションで100PVということもありえます。一人が30分以内で100ページ見ると100PVともなります。現実的なたとえではありませんが、PVだけでは正しいユーザーの行動は読めないということです。

 

極端に高い離脱ページがあれば、何かしら問題がそのページに存在していることがわかります。そのページを改善して離脱を防ぐことで目標に近づけることができます。Googleアナリティクスはとても複雑そうに感じますが、最初は目標を決めることからスタートしましょう。単純に1000PVを目指すことでも構いません。Googleアナリティクスに慣れてくれば、滞在時間を伸ばすためにYouTubeを貼り付けたり、文字を多くして見たりと工夫は数限りなくあります。

 

サイトを通じてユーザーとどのように接触しているのか。ユーザーがどのように思っているのであろうか。さらに、自分のデジタル資産(デジタルアセット)はどうなっているのかが、Googleアナリティクスで理解ができるようになります。

 

量を増やして、一瞬のアクセスを集めてもGoogleは評価しなくなりました。質の高いコンテンツを定期的に発信していくことで確実にあなたのデシタル資産は膨れていきます。良いコンテンツは、たとえ数年前に書いた記事であってもアクセスを呼び込みます。

 

まだ、Googleアナリティクスに挑戦していな方も導入している方も、もう一歩踏み込んでGoogleアナリティクスをみていただければ、問題点が明確にわかります。

 

チャンレンジしてみてくださいね。

 

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