誰でもすぐに取り組めるネット集客。効果的に使い分けるために

ソーシャルメディア
この記事は約5分で読めます。

初心者でもすぐに取り組めるネット集客!SNSを効果的に使い分けるために

以前、たくさんのネット集客方法を10に分けてご紹介しました。
その中でも初心者にも取り組みやすいネット集客方法として、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を挙げています。

今回は、多数あるSNSの中から特にこれだけは押さえておきたい!というSNSを使ったネット集客のポイントをご紹介します。

●SNSにはこれだけのサービスがある!

ひとことでSNSと言っても、SNSはその数がどんどん増えています。
SNSとは、人と人がつながることが主な目的のコミュニティ型のネットサービスです。

SNSは今から約13年前にアメリカを中心に誕生し、日本でのサービス開始は約12年前。現在、世界最大のSNSに成長した「Facebook(フェイスブック)」、つぶやきと言われる短い文章を投稿する「Twitter(ツイッター)」が有名です。

また最近では、画像を投稿することに特化した「Instagram(インスタグラム)」が急速に登録数を伸ばし、ビジネスに特化した「LinkedIn(リンクトイン)」も知られてきています。

それ以外にも、スマホアプリの「LINE(ライン)」などにも、日記を投稿し友達と共有するといったSNSとしての機能があり、こういった「人と人がつながり交流する」というネットの利用方法が拡大しています。

2016年現在で、Facebookの国内登録者数は約2,500万人、Twitterは約3,500万人、Instagramは約1,000万人となっています。LINEはなんと5,800万人もの登録者がいます。

このようにSNSが日常的に利用されるようになった今、ネット集客としてSNSを利用しない手はないといえるでしょう。
しかし、特にSNSは「人と人をつなぐコミュニティサービス」ですから、そこにビジネス色を過剰に出してアプローチを仕掛けるということは好まれない、ということはお分かりいただけるかと思います。

では、SNSでネット集客は無理なのか?といえば、そうではありません。
次にそれぞれのSNSの特徴と、ネット集客の活用ポイントを見ていきます。

●各SNSの特徴とネット集客におけるポイント

今回は、特に登録者数が多いFacebook、Twitterと、登録者数が急上昇しているInstagramについて見ていきましょう。

どのSNSも「人と人がつながる」といった点では似ていますが、それぞれに特徴があります。その特徴を知っておくことでネット集客にどう活用できるかのヒントがあります。

○Facebook

Facebookは、エッジランクと友達というつながりによって投稿が届きます。エッジランクにより、投稿が時系列に表示されるということはありません。
ひとつひとつの投稿いいね!やシェアされた数などによって、投稿の重要度が決まります。自分とつながっている友達がいいね!した投稿が上がってくることもあります。

Facebookの個人ページでは、ネット集客を行うのは難しいと言えます。なぜなら、Facebookの個人ページを開設する人は、「つながりたい」「人とSNSを通して交流したい」ということが前提にあるからです。
そのような場で、集客色の強い投稿を続けていてもほとんど相手にされません。

しかしFacebookにはビジネスで活用できるFacebookページやFacebook広告があります。

個人ページでは、商品やサービスを売るのではなく「自分を売る(=知ってもらう)」場所であり、Facebookページは商品やサービスを知ってもらう場所、だと考えれば分かりやすいでしょう。

○Twitter

Twitterは、若年層ユーザーがかなり多いSNSです。
現に若年層は調べたいことがあると、検索エンジンではなくTwitterで検索することが非常に多いです。

Twitterでは投稿(つぶやく)した内容が驚異的に拡散されることがあります。
気軽にできるリツイートという機能によって、自分のフォロワーだけでなく、そのフォロワーのフォロワー、またそのフォロワー…と、自分の知らない人に発信した内容が届く可能性があります。

投稿は、投稿したタイミングの時系列順に表示されていくので、投稿するタイミングも大事です。
つまり、深夜や明け方に投稿しても見る人が少ない、ということです。

Twitterをネット集客に利用するなら、若年層をターゲティングとしたビジネス展開を行うには活用していきたいSNSといえるでしょう。

○Instagram

Instagramは、多くの芸能人が利用していることもあり、その存在が急速に浸透していったSNSです。

なんといってもInstagramの大きな特徴は、画像を投稿する、というもの。
Instagramでは、自分がフォローしている人の投稿がフィードに流れてきます。フォローしている人以外の投稿を見るには、ハッシュタグからたどる必要があります。
ですから、Instagramの投稿には複数のハッシュタグを付けることが重要です。こうすることで、自分をフォローしていない人にも投稿を見てもらうチャンスがあるのです。

Twitterに比べると閉鎖的なので、自分の投稿が不特定多数に拡散されていくということがないため、フォロワーをしっかりと増やし、フォロワーを引き付ける画像と投稿が必要です。

Instagramの投稿は画像がメインなので、ネット集客で利用するなら画像でどれだけアイキャッチ効果を得られるか、そして興味を持ってもらえるかがカギです。

以上、それぞれのSNSに違いがあることがお分かりいただけたかと思います。
これらの特徴を理解した上で、ネット集客にSNSを活用していく必要があります。

基本は「人とつながりたい」であっても、各SNSによってユーザーが求めているものも異なり、また投稿の表示方向や拡散力も違うので、ネット集客を行うにはそれぞれをうまく組み合わせる必要があります。

どのように組み合わせるかは、ビジネスの内容や業種、また個人か企業かによっても変わってきます。
ですが、忘れてはいけないのは「ネットの向こうに人がいる」ということ。
SNSはつながって交流するサービスです。

交流するのが面倒、時間が取れない、などの理由で、コミュニケーションを行わない形のネット集客をしたいならSNSはおすすめしません。

では、次回はコミュニケーションを行わないネット集客の方法についてお伝えします。

タイトルとURLをコピーしました