エンゲージメントとは、約束、従事という意味に訳されますが、WEBの中ではソーシャルメディアでよく使われることが多くなりました。ソーシャルメディアではいいね!の数やシェア数を計算し、指標として使われており、反応やつながりとして使われております。
Facebookでいうと、投稿がどれだけの人に届いて、その投稿にアクションをした数をリーチした人で割るとエンゲージメント率がわかります。個人アカウントではリーチ数がわかりませんので、正確にはわかりませんが、Facebookページであればエンゲージメントという指標で表されています。
ただ、今日はソーシャルメディアのエンゲージメントを説明するのではなく、Googleもエンゲージメントという言葉を使うようになったので、ブログやサイトでの使用されるエンゲージメントについて説明したいと思います。
少し飛躍した表現になりますが、エンゲージメントが高いサイトはファンが多いことになります。サイト訪問者が安定的に存在する。サイト滞在時間が長い、ページビューが多くある。
この3つの指数が高ければ、ファンが多く良いサイトと言えるでしょう。
サイト訪問者(アクセス数)は、ただアクセス数を稼げは良いというものではありません。どこからやって来たのかが重要になります。どこからやってくるアクセスが良いサイトだと思いますか。
一見すると検索からやってくるアクセスが良いサイトと判断しがちですが、エンゲージメントという指数からは不安定な検索エンジンからのアクセスではなく、より安定するお気に入りや指名検索を重要な指数となります。今後、指名検索や商品名検索が行われるようになると上位表示がしやすくなるでしょう。さらに、メールからのアクセス誘導も重要な指数として考えていかなくてはならないと思われます。ソーシャルメディアのアクセスは、もちろん大切となっています。
次に、アクセスの質では滞在時間は、長ければ長いほど良いということは、普通に考えてもおわかりだと思います。アクセスがあったとしても、3秒しか滞在しなければ意味がありません。前回の記事でも説明しました。滞在時間を上げる為に文字数を増やす、写真をふんだんに入れる、動画を入れてサイト内で見てもらうなど滞在時間を上げるような仕掛けをしてください。
サイトを作る際によく聞かれることなのですが、折角集めたサイト(申込サイト)に訪問者に対して出口を作ってしまうことです。Facebookのバナーを設置することは、自らが出口を提供しているようなものです。私は、決して勧めることはありません。
ページビューもサイト内で訪問者が回遊してくれるような仕掛けを作っておきましょう。記事ページに関連記事のURLを張っておき誘導するなどしてページビューを稼ぎましょう。
エンゲージメントは約束やつながりなので、サイトを更新する頻度がわかれば、更新するたびに訪問してくれる。メルマガを発行すると開封して完読してくれる。ソーシャルメディアで投稿するといいね!やシェアをしてくれるなどがエンゲージメントが高いといえるでしょう。
決して、更新頻度が高いからGoogleが評価してくれるわけではありません。アクセス数が多くても意味のない立ち寄るだけのブログやサイトでもいけません。リンクが多ければ良いというわけでもありません。そのサイトの規模に見合うようなリンクが供給されているのかなどGoogleは様々角度からアルゴリズムで判断しています。
たとえば、100名が入れる会場に30人では、ガラガラ感がありますよね。50名の会場に30名だとまあまあ入っている感じがします。これをサイトだとすると100ページあるサイトに30PVがある。50ページのサイトに30PVがあるとでは、50%以上が見られている感覚になります。なので、更新頻度と上位表示は関係がまったくありません。
いきなり、多くのアクセスを集めることはできません。まず最初に取り組むことは、滞在時間を徹底的に上げることを目指してください。滞在時間を上げることで、Googleは評価してくれることになり、上位表示が可能になります。上位表示ができるアクセスが集まってくるでしょう。
何度も伝えていますが、滞在時間はどんなサイトでも評価のもっとも大きな指標です。Facebookでも、どの投稿に目が止まっていたかを確認しております。興味のない投稿はスルーしますが、興味・関心がある投稿では一瞬止まります。どこのメディアも滞在時間を気にしてサイトづくりをしていることからも、私のような小さな会社でもできる限り滞在時間を上げる工夫が必要なのです。
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■リンクは意味がない? リンクこそサイトの命!
繰り返しなりますが、メールからのアクセスは今後、とても重要なキーポイントになるでしょう。Googleは流入元の多様性にも注目しています。検索・ソーシャル・メール・広告・ダイレクト・流入サイト(リンク)が主な流入元です。各5%以上あれば、10点満点中10点と言って言いでしょう。
それぞれを判断して自サイトの対策を行っていくのが、現在のSEOといえます。
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