ウェブサイトはしっかりと育てよう!

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ウェブサイトが自分で簡単に作れるようになりましたね。WixやJimdoなど無料で利用できるサービスも多くあります。無料ブログをウェブサイトとして利用する方法も十分活用出来ます。WordPressも自分で作る一つのウェブサイトといってもよいでしょう。

 
WixやJimdoはスキルを必要としません。感覚で配置などをすることができますので、はじめての方でも綺麗なウェブサイトが出来上がります。iPhoneをイメージしていただくとわかると思います。iPhoneの説明書を見た人は多くいないはずです。手にした時に、感覚的に操作ができるのでわざわざ説明書を見る必要がありません。WixやJimdoも同じ感覚でウェブサイトが出来上がります。

 
WordPressは少し、スキルが必要になりますが、小難しいHTMLやCSSをしっかりと覚える必要もありません。ウェブサイトの型を決めるのは、テーマという外観を選びます。このテーマは無料と有料でSEO対策もされているテーマが多くあります。このテーマを使うと簡単にウェブサイトが出来上がります。
 

ウェブサイトはどんな目的で作るのでしょうか?

会社や個人の存在を多くの人に知ってもらいたいからではないでしょうか。しかし、ウェブサイトを作ったからといって急にお客さんから注目されるということはありません。ご商売をされる人であれば、店舗や事務所を借りたに過ぎません。なので、近隣の人はどんなお店ができるのかはオープンするまではわからないということです。

 
ウェブサイトを始める時も同じになります。スペースを借りただけに過ぎませんので、お客さんからの問い合わせなどはないでしょう。このスペースに魂を注入していくことで、お客さんがあつまり問い合わせがくるようなウェブサイトになっていきます。つまり、スペースがあるだけでは何も起こらないのです。

このスペースをうまく活用できるかどうかは、「あなた」次第になります。

ウェブサイトやブログは、しっかりと育てることを必要になります。ウェブサイトを育てることは、更新や細かい変更になります。読者が見づらい場所があれば、見やすいように変更するなどを手を加えるなども育てることになります。もちろん、更新して最新の情報にして、ウェブサイトをフレッシュな状態にしておくもの育てているともいえます。

 

実際に育てるということはどのようにしていくのでしょうか。

作りぱなしで放置しておかない、ここはとても重要な部分になります。作って公開するのが目的になってしまう場合が少なくありません。ただ、何も手をかけないでおいておくことは、マイナスの部分だけが多く、プラス面は一つもないといっても言いでしょう。

 
ビジネスでも良く言われる、PDCAサイクルです。目標を決めて、実行して、チェックをする。そして、改善をしていく。普段から、あなたがおこなっていることをウェブサイトでも実行していかなければなりません。

 
インターネットの場合は、アクセス解析でアクセス数を軸として様々な数値から改善が可能です。訪問者の行動もデータで分かります。データを注意深くみていると良く分かります。クチコミなどの場合は、日本人の特有の奥ゆかしさやお世辞がデータを乱すことが多くあります。

 
アクセス解析は決してウソはありませんが、アクセス数だけにこだわっていると大きな間違いを起こしやすいことになります。もっとも重要な部分は、滞在時間だと考えています。滞在時間が短ければ、隈なくみてくれていないことになり、滞在時間が長ければ、隈なくみてくれている可能性が高くなります。このようにアクセス解析から見えることはとても大事になります。

アクセス解析から、チェックして改善をしていく流れがウェブサイトを育てるそのもののになります。

ウェブサイトを育てると良いことがあるのですか?

しっかり、育てられたウェブサイトは良いことだらけです。ただ、育てるという言葉から想像できるように時間がかかります。稀に時代のニーズにマッチした場合は、育てるというより育てられたというウェブサイトもあります。何も努力しなくても、勝手にアクセスが集まる場合があります。しかしそう多くある訳ではありませんけど・・・

 
重要な点は、何をもってもキーワードです。キーワードは、ウェブサイトで何を発信するのかをしっかりと決めなければなりません。この発信の内容がズレてしまっては、いくら育てたとしても見て欲しい人にみてもらうことが叶わない可能性が高くなるでしょう。

いうなればウェブサイトの目的=キーワードということなります。

あなたが思っているキーワードと実際に探されているキーワードには、差があったりします。商品やサービスは同じでも探している方は、あなたの思っているキーワードではない場合が多くあります。この違いは無料のツールで調べることができます。そのツールはGoogle AdWordsというツールを使い、月に何件検索されているのかを調べることで需要があるキーワードなのかが分かります。

 
もし、月に50件程度であれば、それは探されていないと判断しても良いのではと思います。目安としては300件以上あると毎日10件となります。ただし、多ければ多い方が良いとも限りません。多ければ、ライバルが多く存在します。ライバルが長年育てたウェブサイトには、相当の努力が必要になります。

 
最初は、月間300件くらいのキーワードと探し、あなたの商品やサービスとマッチするのかを考えてからウェブサイトを作る方が、より早く効果や目的達成ができるようになります。

 
この地味で面倒な作業ではありますが、目的と数値を初めに決めておくと改善するための数値や値を正確に把握できます。改善なくして、成果なしともいえます。するとウェブサイトがあなたの味方になってくれるようになります。お客さんが欲しいと思う情報をウェブサイトに表示させておけば、あなたは寝ていようがレジャーを楽しもうが問い合わせは入ってくるようになります。

流入元は、検索エンジンとソーシャルメディア

もっとも一般的な流入元はGoogleやYahoo!の検索エンジンです。検索エンジンに登録されて、上位表示されるとアクセス数は上がります。検索エンジンでも数種類の経路があります。自然検索で探される、地図検索で探される、動画で探されるなど複数の入り口が存在します。

 
あなたの業種がどこに当たるのかを検討したうえで、検索エンジン対策も必要になります。対策というとなにか難しそうと思ってしまうかも知れませんが、そんなに難しいことではありません。ウェブサイトを持ち、ブログを更新し、ソーシャルメディアでウェブサイトを紹介すると一般的に行なっているのが、すでに検索エンジン対策です。

 
検索エンジンは何を持って1位から10位を決めているのかは以前にも動画にもしていますので、こちらをご覧下さい。


https://youtu.be/gYbPB-b5bMk
 
検索エンジンの考え方は、地図で検索されたいと思えばどうやったら、上位3つに表示されるのかを調べます。ゴールから考えることが早道になります。地図は3つ目までに掲載されなければ意味がないといって言いでしょう。4位だと訪問者は激減します。

 
通常の検索でいうと検索された言葉(キーワード)がウェブサイトにもしっかりと書かれているのかが、最初に問われます。ウェブサイトにキーワードが書かれていなければ、当然検索されることはありません。したがって、キーワードをしっかりと入れ込むことが重要なポイントになります。

 
だからといって、キーワードをてんこ盛りに入れたウェブサイトはGoogleから警戒されてしまいます。昔は通用した方法ですが、いまはまったく通用しません。メインページに5%〜7%が主流になっています。もっと多くても実際に上位表示しているウェブサイトはありますが、なるべくなら、5%〜7%くらいを目安にしておいてください。

 
5%〜7%のキーワードを入れたページができれば、下準備は整うわけですが、検索エンジンは世界中のウェブページを検索するので、そう簡単に上位表示はできないのが普通です。もちろん、ライバルが全くいないようなキーワードであれば、からなずといっていいほど上位表示します! しかし、検索されないページは誰からも検索してもらうことはありませんので、大手など広告費を大量に使える企業やテレビCMを打って告知できる場合は、ライバル全くいないキーワードにする場合があります。

 
たとえば、会社名で上位表示できたと思ってもあまり意味がないのです。なぜなら、あなたの会社名を知っている人しか検索しないので、新規の顧客にはならないというのが理由だからです。本来であれば、商品やサービス名で上位表示できていれば、集客目的のウェブサイトになります。

キーワードの見極めは、検索エンジン対策にとって肝といえます。

次に、ソーシャルメディアからの流入です。ソーシャルメディアからの流入は近年、とても重要になっています。以前の検索エンジン対策は、リンクが主流でした。現在も、リンクはとても大事な指数ではありますが、その比重は下がっております。アクセス数が次の指数と見ております。アクセスがないウェブサイトは誰も見ていないので、Googleも評価に値しないと判断します。

 
ソーシャルメディアは、自分の近況などを報告をするメディアですが、あなたがブログ更新しました。やウェブサイト更新しました。とソーシャルメディア経由からのアクセスは誘導しやすいのでソーシャルメディア活用は必須になっております。もちろん、誘導させたい訳ですからコンテンツでも楽しんでもらわなければなりません。

 
どうでもよいことなどをいつもシェアしていくと「またか!」と思い、次はスルーされてしまうのでコンテンツはしっかりと作り込んでください。ソーシャルメディアからウェブサイトに誘導する場合は、闇雲にシェアせずに訪問者に役に立つ、面白いなどのコンテンツをシェアするように心がけてください。

 
ソーシャルメディアからは比較的、アクセスが集まりやすいです。その中でも、私がもっとも重視しているのが、ウェブサイトの滞在時間です。

 
なぜ、滞在時間なのかですが、面白くない、勉強にならないという場合は、すぐに違うウェブサイトに行ったことがあると思います。検索して、求めていた情報がなかったからではないでしょうか。いうなれば、キーワードとウェブサイトがマッチしていなかったからになります。

 
なるべく滞在時間を稼ぐようなコンテンツを作っていきましょう。図解を入れたり、YouTube動画をウェブサイトに埋め込んで見てもらうことなどはとても効果の高い滞在時間を上げることになりますので、ぜひ活用してください。

アクセス数と滞在時間は、SEO対策の中心となって行きます。