コンテンツが良ければ、Googleが評価する。大まかに言ってしまえば間違ってはいないのですが、世の中で言われているコンテンツSEOは大きく間違っていると思っています。
2015年からコンテンツSEOが声高らかに言われていました。でも、本場アメリカではどうだったでしょう。あまり言われていなかったのが現状です。SEOはやっぱり、リンクなのです。これは私は一貫として崩したことはありません。
WELQ [ウェルク] というキュレーションが閉鎖しました。一記事辺りの文字数も相当量でしたね。ここで間違っていけないのは、文字が多いから上位表示したという風潮がありますが、これは違います。
確かに、600文字程度の記事ではお話にならないのは当然なのですけどね。なぜ、短いとダメなのか?
ブログやサイトの更新の目的の一つとして、書いた記事が検索エンジンで上位表示されて多くの訪問者が来て欲しいという理由で更新しているのが目的の一つだと思います。ブログなどの日常を綴っている場合は、該当しませんが、ビジネスで記事を書く場合は、訪問者を集めて成約して欲しいというのが最大の目的ではないでしょうか。
もし、上位表示に興味がない方はこれ以上読んでも、お役に立てないと思いますので、読み進めないでいただければと思います。
ここからが本題です。
まず、Googleはどのように上位表示を決定しているのかということは、正解は誰もわからないのです。SEO対策をしている者は予測や実証から、Googleの決定を推測しているに過ぎません。ただ、検証数や実証から得られるものは大変大きいのです。膨大なデータから推測していくわけです。
Googleは今までに多くの特許の申請をしています。その特許を見ていくと流れがわかることになります。その特許の一つにコンテンツの質という特許があります。
Googleは複数の特許を組み合わせて、アルゴリズムを組んでいるのでどの程度の割合でプログラムして行くかのを決定します。200以上あると言われている特許を組み合わせています。
コンテンツの質の特許を解説するとある膨大なデータが存在して、そのデータと同じ組み合わせであればコンテンツの質は低いと判断します。これを利用することで重複コンテンツも理解しているのだろうと判断できます。
◯◯と☓☓ △△と□□ ▲▲と■■ があるとします。◯◯と☓☓がA、△△と□□はB、▲▲と■■はCとします。これがたとえ、C、B、Aとなっていたとしても、同一コンテンツとして判断されます。ブログやサイトの記事を書く時に、どこかのサイトを参考にして書く場合に同じ文字では、同一記事として判断されてしまいます。
たとえ、文字の配列が違ったとしてもGoogleはしっかりと理解しています。コンテンツの質でいうと違う文字の組み合わせがなければ、質としては高くないということです。参考にすることは決して悪くはありませんが、まるで違う文字を入れて表現することです。あなた自身のフィルターやあなたの思いを記事に入れることで他にはないコンテンツとなりGoogleも質が高いと判断するでしょう。
この点がオリジナルコンテンツであり、質も高いと判断します。
文字量が少ないといままでの膨大なデータから照合した場合に同じになってしまう可能性が高くなってしまうのです。2000文字以上の記事を書くことができれば照合しても合致する可能性が低くなります。低くなるということは、データにない言葉の組み合わせは新しいコンテンツという判断します。
その結果、上位に表示されるということになります。
以前、こんな実験をしたことがあります。全く意味不明な文字を組み合わせて記事を公開すると一位に表示されます。Googleのデータにもあるわけがありません。だから、上位表示するわけです。Googleからすると新しい言葉が生まれたと認識します。
https://goo.gl/IfmnPl 適当に選んだ文字です。「はくみしまにになくまてよ」一位にいますよね(笑)。
コンテンツは文字量ではないということがわかっていただけたでしょうか。ある程度の文字量は必要なものの、オリジナル性がなくてはならないということです。たとえ順序を変えたとしても、文字の組み合わせが同じであれば、Googleは同一コンテンツとして判断します。
良い例ではありませんが、WELQ [ウェルク] は膨大な量のテキストを投稿した結果、上位表示ができたとのではと思っております。ただ、他にも理由があります。リンクやサイトの質が伴っていなければ上位表示はできなかったと思います。
ここで、どんなに良いコンテンツを書き上げたいとしてもGoogleに察知してもらわなければ、上位表示はしません。ご存知方もいると思いますが、書いたURLをGoogleに報告することもできます。
こちらにGoogleの報告するURL。
https://www.google.com/webmasters/tools/submit-url?hl=ja
ここで重要な部分はリンクなのです。リンクは近年、悪者になってしまっておりますが、まったくそんなことはありません。リンクがなければ、新しい記事をGoogleが察知できなくなります。
一昔は、リンク集というのが流行っていたのをご存知ですか。いまでもしっかりしたリンク集は有効な手段の一つではあるのですが、時代に合わない感じです。NAVERまとめという様々なブログやサイトをまとめたサイトですが、上位表示が簡単にできることで利用している人も多いはずです。
なぜ、このような状態になってしまったのか。これもGoogleの特許が申請されています。この話はリンクになってしまうので、後日また書きたいと思っています。